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未来食堂通信

11月の日曜営業+ワイン持ち込み限定サービス



11月21日 日曜日


ランチ・ディナー ともに営業しています。


今年はいまいちジビエをつくっていてもおもしろくない。
不況からか、ジビエと一緒にボトルでワインとのマリアージュを楽しむ人が少ない。
安いバール系のお店が好きな方は別として、西洋料理LOVEな方々は今ミシュラン掲載店の星付フレンチやスパニッシュのお店に夢中なのかもしれない。(大阪人ってそんな権威好きな人種だったのでしょうか?)
他の理由もあるのはわかっているのですが書き出すととまらなくなってしまうのでやめときます。(危険なことばかり書いてしまいそうなので・・・・)


でも不況は不況。僕もなかなか高いワインを毎回は注文できない。


それで考えたのですが・・・・

ジビエのメイン料理を頼むお客様に限り ワインの持ち込みOKのサービスを始めたいと思います。 

値段は一本につき2000円(税込) 。


昔の雑誌とかを見てもこの時期のフレンチやイタリアンの先輩調理人の方々はみんなおいしそうなジビエ料理をつくっていたのがよくわかるし、その隣に紹介しているワインも「そら、(その料理に)あうやろ」と思う垂涎のボトルばかり。(バブルなワインブームに否定的な意見もあるが、結局今の日本のワイン文化はあの時代があってこそ)

そんな晩秋から冬にかけての西洋の文化を楽しめる文化があってこそ日本の食文化も向上すると思うし、西洋料理界全体の技術も発展する。特にイタリアンは業界もそれを支える食べる側も   (計算システムにも問題があるのだろうがインターネットの某レストランランキングサイトの大阪イタリアンのランキングは醜すぎる。東京の人に本当にあのランキングで胸を張ってお勧めできるのか?もしかしてフレンチも?)  もう少し勉強しなければいけないと思います。もちろん自分も含めて。

(これ以上は危険思想になってくるので自粛)

  

閑話休題・・・・・


ジビエがオーダーで通る時の緊張感はMな自分にとってたまらないものがあるし、毎日どこかのテーブルでジビエが食べられてワインが飲まれているこの季節のレストランには独特の艶がある。


  でも今の不況もよくわかる。


  ジビエは仕入れ値が高いので必然的に売る値段も高くなる。

  あわせたいワインも高いワインがどうしても多くなる。


だからリーズナブルにジビエとワインという文化を楽しめる方法を考えてみたのです。


(だからジビエが嫌いな人や、比較的安価なジビエのパスタで満足できる人はガマンしてください)
(どうしても4000円以上してしまうメインを召しあがれる方へのシステムです。)



結局当店は高級レストランではなくてあくまでトラットリーア。不況の中どうやったら安く食事してもらえるのか考えるのも自分の使命。


今のところ 山鳩 サルミ(イタリア版)、ヤマウズラ煮込み(トリュフソース)
鹿の骨付ワイルドグリルなどやってます。猪、不定期入荷。国産鴨類のサルミ、もうすぐです。←始まりました

このブログをみて電話で予約されるお客様のみのサービスとさせていただきます。



ご予約お待ちしております。





 
by tre-lumache | 2010-11-21 03:36