未来食堂通信

4月になりました。

4月といえば桜・・・ではなくです。

 キリスト教徒が多いイタリアでは毎年、復活祭(パスクア)がだいたい3月か4月にあります。
  
 「だいたい」というのは毎年 その祝日の日が変化する「移動祝日」だからで、「春分の日のあと最初の満月次の日曜日」という小学生のお受験に3択で出てきそうなややこしい
算出方法になっています。

そしてこの復活祭のシンボルがタマゴ。 十字架にかけられて死んだキリストが三日後に
大復活するのにちなんでタマゴがシンボルになりました。

何のために「春分のあとの最初の満月の次の日曜日」を復活の日に選んだのか僕にはわかりませんが、
イタリアではクリスマスの次ぐらいに盛り上がる大イベントです。

パスティッチェリア(ケーキ屋)ではウオーヴァ ディ パスクと呼ばれるタマゴの形をした
チョコレートが大量に並べられ、よくプレゼントで買っていかれます。

僕も最初イタリアで働いていたレストランでイタリア人のカメリエーラ(ホールの女の子)
に突然 タマゴの形をしたお菓子のプレゼントを渡され、勝手に別の期待をしたのを
よく覚えています。(滞在二年目でやっと意味がわかった)

もともとこの卵を送る習慣のきっかけは別にチョコレート会社の陰謀などではなく、
例の「ダ ヴィンチ コード」で日本でも有名?になったマグダラのマリアが関係していたということを
御存知でしょうか?

というのは、キリストが十字架にかけられ、その死と復活
を見届けた彼女がローマに向かい、皇帝ティベリウスに対して
赤い(血の色)卵を渡し、キリストの死と復活、キリストの教えと死刑の不法性を皇帝に説くのです。

つまり彼女がいなければ今の復活祭のタマゴのシンボルもないし、キリスト教聖書の最大の
クライマックスも伝わっていなかったかもしれないということです。

「実はキリストは結婚して子供がいた」とかいう週刊誌ネタ的なことよりもこういうことを知っているほうが
ずっとおもしろいと面白いと思うのですが・・・・


一方アメリカでは・・・・

・・・・・・・Emergency Medicine Journalに発表された論文によれば、2004年11月から2005年12月に目の治療を受けた18,000人以上の患者のうち13人が生卵による怪我であった。12人が男性で平均年齢は27才。視力に問題がなかったのは1人のみである。卵をぶつける悪ふざけに害はないという認識は誤りである。

・・・・・・・・・・・マイケル・ムーアっぽい締めで。



 
 
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by tre-lumache | 2009-04-08 01:56