未来食堂通信

連載読物 塚口考

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 「猫の夢」
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「猫の夢」




先日書き留めたようにフランスに恋慕する塚口の店主へのオマージュの披瀝は本懐を遂げたものの、


なぜか私にとって別の情動を引き起こしたようである。








件のブログで描かれた、リモージュ皿、フレデリック・アントンのプレ・カトラン、


パリの街のビストロも含めた現代フランスレストランなどの言葉や映像は象徴的記号


と化し、フランスとイタリアのガストロ的な優劣の論議はさておき、



個人的な美意識の面においてフランス、あるいはフランス料理への私の嫉妬を呼び覚ました。



ここでフランス、あるいはフランス料理に対する嫉みの遍歴や発端、あるいは根拠についてはまったく


記すつもりはないが、個人的な美意識の点で常に大きな情動を私のなかで引き起こすのは


間違いないようである。


 
そういった私の精神の情動に対する鎮魂歌としてメニュー化したのが


〇仏産 クロワゼ鴨のアッロースト 自家製保存瓶詰金柑のソース
 (ルネッサンス期~Papero al melarancio の 当店風)




papero al melarancio =鴨のオレンジ煮


イタリアがフランスに伝えたもの

・・・・鴨のオレンジ煮

・・・・・・・オニオングラタンスープ、ソルベとジェラート、アーティチョーク

プティポワ、トリュフ、マカロン、ブロッコリー・・・・・・


・・・・・・・・合掌。



結局 後のフランス王アンリ二世に嫁いだカテリーナ ディ メディチに

当地のイタリア人と同じく先駆論を託すしか方法がないのであった。



ちなみに今大阪で一番 嫉妬しているのがこちら。


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la cime



以前同じ職場で働いていたから嫉妬しているわけではありません。



大阪でこれから一番現代フレンチを感じさせるのではないでしょうか。


トレ ルマーケ 初の ブログリンクです。左のリンクにも入れ方がやっとわかったので


入れてます。



友達がいないわけではありません。


塚口編 完
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by tre-lumache | 2010-03-15 08:02 | 塚口考