未来食堂通信

イタリア

また間隔があいてしまいました。どうにもこうにも毎日の労働に忙殺される日々を過ごしていました。スタッフのみなさんいつもありがとう。

 さて前回はデザイン超大国イタリアの いまいちなキャラクター作りをとりあげてみましたが、所詮 学校一の美人生徒の顔にある極小のホクロの位置を揶揄している もてない男子生徒の鬱屈した日記のようで、今 読み返してみると結構もの悲しい感情が湧きあがってきます・・・・・

 困ったことですが僕は基本的にジャンルを問わず、昔から世論の風潮やステレオタイプな解釈、認識に必ず何らかの抵抗感をおぼえる性格のようで、イタリアに関していうと「アモーレ、マンジャーレ、カンターレ」(順不同?)などで形容される 日本人がもつ陽気で開放的なイタリア観を完全に黙殺しながら、イタリア各地でのレストラン労働に勤しみ、休日の活動における異文化の観察基調としてきました。


だからそんな視点で在伊中、あるいは帰国後 観察してきたイタリアを紹介すると鬱屈日記のようになってしまうのは仕方がないのですが、ある人からは「ブログの背景の色を変えてみたら」と言われました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕はこういう人は大好きです。


そもそも アモーレというのはアルファベット表記だとamoreで直訳だと「愛」という名詞です。(動詞はamare=アマーレ)
それに対してカンターレ (cantare),マンジャーレ(mangiare)というのは動詞で 直訳だと それぞれ「歌う」と「食べる」です。 だから 上記の文言を訳してみると 「愛、歌う、食べる」という どうにもネイティブがいうわけなさそうなインチキくさい文言で イタリアにはこういうフレーズは存在しません。だから明らかに日本人がつくりだした造語。
つまり こういう表面上のフィルターを通してしか異文化や異ジャンルと交流しようとしない人たちは得るものも薄いと僕は思っています。


 実は僕が最初にイタリア文化ともいえるべきものにふれたのはアルマーニでも、ブルーノ ムナーリでもエンツォ マリでもヴィットリオ デ シーカでもルイジ ピランデルロでもなく、中学生の時に出会ったイタリアン プログレッシヴ ロック。(以下 伊産プログレ)
 さかのぼること中学一年生、当時伊藤政則氏や和田誠氏がラジオで語っていたピンク フロイドに魅かれ、その後EL&P,yes,キング クリムゾン、キャメル、ジェントル ジャイアントなどを経て出会ったのが伊産プログレ。中学生当時何を考えていたかは全くわかりませんが、一時期友達がいなかったのは確実に覚えています。


PFM



正常な精神状態のときでしか見てはいけないアルバム ジャケット。

Maxophone




Latte e Miele  最近 来日していたらしい・・・



7:05  突然の無理な裏声にプログレを感じるなあ・・・・・・・・




他 いろんな伊産プログレの名盤やゴブリンつながりのダリオ アルジェントのサスペンス ホラー「サスペリア」なども紹介したいのですが、多岐にわたる要因で多岐にわたる支障を本業にきたしそうな気がするので今回は省略。(またそのうち・・・・・)




そんななか最近 伊産プログレの研究書ともいえる顎がはずれるような本を見つけてしまいました。




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発売元は季刊誌「ユーロ ロック プレス」などでおなじみ?マーキー・インコーポレイティド。

定価は6000円もするし、ビニールで中身も見えないし、実際今はあまり聞かないジャンルなので購買には踏み切れなかったのですがどうしても気になってきてインターネットでこの本を調べてみるとあまりの内容の濃さとイタリアへの殉教者精神をもって買いたくなりました。


アウグスト・クローチェ 著 
宮坂聖ー 訳 
B5版 640P 
定価¥6000(本体¥5714+税)

イタリアンロック 究極のガイド本が遂に登場!
★560以上のアーティストに関するCD/LPの完全ディスコグラフィー、解説、詳細。
★26のレコードレーベルに関する詳細とリリース・リスト。
★多数のアルバム (LPとCD)及びシングル/プロモ盤のフルカラー・ジャケット・ギャラリー。
★10組のバンド/アーティストによる19曲入りボーナスCD付き。

◆日本版特別付録コラム
吉瀬孝行/江嶋弘二/増田洋/Numero Ueno/新井健司

発行:マーキー・インコーポレイティド株式会社 
発売:株式会社 星雲社


初版発売日は2009年10月1日か・・・・・・・ずっと知らなかった自分が恥ずかしい。



仕事に自分の本性を忙殺され、耐えて耐えて耐えまくる自分の箍が外れる日はいつか来るのだろうか
しかし結局 昔の自分の欲望といえば「お金持ちになって、自分の好きなアルバムを買って買って買いまくる・・・・」。








・・・・スタッフのみなさん1500円ずつだしてこの本を買いましょう。




あと 結構近くにある元モンテラート プログレ yokoyama の横山さんはプログレを聞くのかも気になって仕方がない。





あーもっとブログ書きたいなー。3日ぐらい仕事休んでブログばっかし書いてたいなー。





次回はトリノの鬱屈気味の建築家について・・・・・・
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by tre-lumache | 2011-01-23 23:59