フランスかぶれ 2011 ☆part2
フランスにまみれた続き・・・・・・・・・・
しかし本当にまみれる前にとりあえず J.B イギリス人だし。。。
僕はJ.Bが好きだ。しかし女性はともかく、男のJ.B好きはややこしくて いろんな言い訳じみた解説が必要だという持論・・・・を今から書く。
まず第一に 定義的にJ.Bは 元祖秋元康 セルジュ ゲンスブールが創始したロリータ系フレンチ ポップスの筆頭御三家。
ここがまずややこしい。
彼女以外にも音楽・映画などのジャンルで'50年代後半から現在にいたるまで綿々と続く伝統あるフレンチ ロリータの系譜であるが、この中には彼女たちいずれかのファンになった時、他人からどう見られるのかという注意事項がいろいろ存在する。
例えばフランス・ギャルやヴァネッサ パラディ、シャルロット・ゲンスブール、モデルのモルガン・デュブレ、女優のシャンタル・ゴヤ、リュディヴィーヌ・サニエ、子役のころのヴィクトワール・ティヴィソルなどが好きなひとは100%完全にロリコンだと僕は思っている。(個人見解)
J.Bはモロにゲンスブール発だし、あのヘタウマ ウィスパーヴォイスから当時のカテゴリーに入れられるのは当然なのだが、「でも俺、別にロリコンじゃないし・・・」とか独白的に抵抗してから彼女の所産(音楽、映画)に向き合わなければならない・・・。
こういう写真で・・・・・・・・・どこがロリータなんだ?
そして第二にエルメスの伝説のバッグ「バーキン」が象徴するような女性たちの「ファッション アイコン」的な存在感は、取り立てて女子ファッションに興味のない自分にとっては女子校に潜入するおっさんのような罪悪感をもたらす。
この辺がファッション アイコン (汗)
で 結局どの辺をロリコンでもなく、女子校に正門から入るための言い訳にしているかというと・・・・・・・・・・
J.B出演のこの映画。(1968)
WONDERWALL
ストーリーはめんどくさいのでパンフから割愛。
ロンドン。自然科学者のオスカー・コリンズ教授(ジャック・マッゴーラン)は、研究一筋のあまり、独身で初老を迎えた男。そんな彼が侘住まいするアパートの隣に、美しい娘ペニー(ジェーン・バーキン)が越してきた。ある晩。偶然できた壁の穴から見えた隣の部屋のペニーの姿が博士を魅了した。その日から彼の日常は壁穴からペニーの姿をのぞくことに費やされた。壁板をはがし、むきだしのレンガのすき間の至るところに穴を開け、そこからあふれだす幻想の世界。いつしか彼は幻想の中で彼女の恋人となっていた。・・・・・・
上記のポスターからもわかるように完全に60年代のサイケ調な色合いのカルトムービーなのだが、サイケデリックにあまり興味のない自分でも小学生の時から江戸川乱歩は好きだったのでこういう映画はマストになってくる。
で、実は元々WONDERWALLの存在を知ったのがこのアルバム。
当時まだ解散していなかったビートルズのジョージ ハリスンがこの映画の音楽担当で、内容的にサントラというよりもジョージ ハリスン初のソロアルバムの意味合いが強い。
ビートルズのメンバーの中でもサイケ、インド、電子音楽へ特に傾倒していた彼の趣向がよく表れていて、個人的にアフタービートルズの4人のソロ発表の中でも最高傑作である「All Things Must Pass」の序章ともいえる内容となっている。
「不思議な」ではなく「不思議の」壁 なところもスバラシイイ!!!
エディー・クレイトン (Eddie Clayton)名義の クラプトンが参加!
この曲は完全にクラプトン節。。
あとこれは最近知ったのだが 監督のジョー・マソットという人は後年の76年に発表された、あの悪評高い「レッドツェッペリン/狂熱のライブ」の監督でもあるらしい。(なんとなくわかる)
・・・・・で、だから結局なにが言いたいかというと、自分は 江戸川乱歩発 ジョージ ハリスン経由の WONDERWALLな J.B好き といういまいち説得力に欠ける説明なのであった・・・・・・・・。
コレクターズ アイテム
ナジャの「羊歯の目」をどうしても髣髴させる。。。
あと・・・・・・・
だからこういうのが余計なんだ。。。。。。。
まだまだJ.Bに関しては書きたいことがあるのですが永久に終わらない気がしてくるのでとりあえず 続く・・・・・・
by tre-lumache
| 2011-06-20 03:03
| フランスかぶれ 2011